バカーサが決算受け大幅安 予想を下回る売上高見通しを示す 今年は過渡期との指摘も=米国株個別
民泊などの物件を仲介するバカーサ<VCSA>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、EBITDAは赤字だったものの予想ほどではなかった。ただ、株価は冴えない反応。第1四半期のガイダンスも公表し、予想を下回る売上高見通しを示したことが嫌気されている模様。
アナリストは「第4四半期の業績はほぼ予想を上回ったが、弱い見通しは業界が21年と22年の最好調期から正常化する際の課題を反映している。旅行需要が回復する中で今年は過渡期になる」と述べた。
一方、「同社は短期的な逆風をうまく切り抜け、長期的には利益を伴った成長促進を見込んでいる」との期待も示している。
(10-12月・第4四半期)
・売上高:2.18億ドル(予想:2.06億ドル)
・EBITDA(調整後):-4900万ドル(予想:-7030万億ドル)
・ブッキング:4.16億ドル
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:2.30~2.40億ドル(予想:2.66億ドル)
(NY時間10:02)
バカーサ<VCSA> 0.90(-0.41 -31.34%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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