東京株式(寄り付き)=売り先行、相次ぐ米銀破綻受け買い手控え
14日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比377円安の2万7455円と続落。
前日の米国株市場では、銀行の破綻が相次いでいることから買いが手控えられ、NYダウは5日続落となった。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅ながら上昇して引けたものの、引き続き下値リスクに対する警戒感が漂う状況にある。これを受けて東京市場では主力株中心に売りに押される展開。米長期金利の急低下を背景に外国為替市場でドル安・円高が進んでいることも見送りムードにつながっている。日本時間今晩に予定される米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、押し目に買い向かう動きも限定的となりそうだ。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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