ダウ平均は前日終値を挟んで一進一退 きょうから3月相場入り=米国株前半
NY株式1日(NY時間12:10)
ダウ平均 32717.55(+60.85 +0.19%)
ナスダック 11424.93(-30.61 -0.27%)
CME日経平均先物 27485(大証終比:-45 -0.16%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は前日終値を挟んで一進一退の値動きとなっている。アジア時間に発表された中国のPMIが強い内容だったことから、米株式市場も下支えされていたが、上値は依然として重い。
取引開始後に2月分のISM製造業景気指数が発表され、判断基準の50を4カ月連続で下回っていた。新規受注は予想外に盛り返したが、堅調と思われていた雇用指数が50以下に再び低下している。脆弱な需要とインフレ圧力の高まりの中で、米製造業のセンチメントは依然として収縮領域に留まっている。拡大を報告したのは14業種中4業種だけとなった。ただ、米株式市場も敏感に反応していたものの、大きな動きには至っていない。
きょうから3月相場に入るが、強い米経済指標を受けたFRBのタカ派姿勢と高金利の長期化観測などで、2月の株式市場は弱気相場を再認識させられた。ただ、3月に発表される米経済指標はこのところの需要減を反映し、2月ほどは強くないとの見方も出ているようだが、果たして3月相場は前月から回復できるか注目される。
アップル<AAPL> 146.64(-0.77 -0.52%)
マイクロソフト<MSFT> 248.24(-1.18 -0.47%)
アマゾン<AMZN> 93.03(-1.20 -1.27%)
アルファベットC<GOOG> 90.89(+0.59 +0.65%)
テスラ<TSLA> 201.26(-4.45 -2.16%)
メタ・プラットフォームズ<META> 177.17(+2.23 +1.27%)
AMD<AMD> 78.55(-0.03 -0.04%)
エヌビディア<NVDA> 227.72(-4.45 -1.91%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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