クラウドフレアが上昇 ガイダンスで投資家の懸念和らぐ＝米国株個別

　クラウドプラットフォーム開発のクラウドフレア＜NET＞が上昇。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想範囲内となった。ガイダンスも概ね予想範囲内といったところだが、通期の売上高見通しが予想を若干上回ったことが好感されている模様。

　今回の決算を受けて、アナリストからの目標株価を引き上げも伝わり、ガイダンスで投資家の懸念が和らいだと指摘している。

　「通期の売上高見通しは投資家の不安を解消し、経営陣は成長エンジンの持続性を断固として主張している。同社のファンダメンタルズは引き続き堅調だが、利益の変曲点は依然変わらない」と述べた。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株利益（調整後）：0.06ドル（予想：0.05ドル）
・売上高：2.75億ドル（予想：2.74億ドル）
・粗利益率（調整後）：77.4％（予想：78.2％）
・大口顧客：2000件（予想：2091件）

（１－３月・第１四半期見通し）
・1株利益（調整後）：0.03～0.04ドル（予想：0.03ドル）
・売上高：2.90～2.91億ドル（予想：2.91億ドル）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：0.15～0.16ドル（予想：0.15ドル）
・売上高：13.3～13.4億ドル（予想：13.1億ドル）

（NY時間09:52）
クラウドフレア＜NET＞　59.79（+1.62　+2.78%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美