ＮＹカットでのドル円のオプションの期日到来は１３０．５０円に観測＝ＮＹ為替

　きょうのドル円はロンドン時間の朝方に一時１３０．４０円付近まで上昇していたものの、ＮＹ時間に戻り売りが強まり、１２９円台前半に値を落としている。先ほど発表のＡＤＰ雇用統計が弱い内容となったことから、ドル売りが強まっている。

　ＦＲＢは今回のＦＯＭＣで、利上げ幅を通常の０．２５％ポイントへ縮小することがほぼ確実視されている。市場では、直近の弱い米経済指標を受けて、ＦＲＢは年内に利下げに踏み切るとの観測が根強く、ハト派な雰囲気も広がっている状況。ただ、パウエルＦＲＢ議長は今回のＦＯＭＣでタカ派姿勢を後退させることはないというのが有力な見方となっている。

　このあと日本時間０時のＮＹカットでのオプションの期日到来は１３０．５０円に観測されている。

1日（水）
130.50 (6.4億ドル)

2日（木）
127.00 (13.6億ドル)
130.00 (16.6億ドル)

USD/JPY　129.30

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美