続伸、米CPI受けて際限ない米利上げ警戒感が後退=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=78.39(+0.98 +1.27%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.97~0.98ドル高。その他の限月は0.38ドル安~0.98ドル高。
米消費者物価指数(CPI)の鈍化を背景に次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)における0.25%の利上げ観測が一段と高まったことが相場を支援した。3月の0.25%の利上げを最後に金融引き締めがいったん終了するとの観測が高まっており、過剰な利上げによる景気悪化懸念が後退している。来週末からの春節をきっかけに中国経済の正常化が加速すると期待されていることも支援要因。
時間外取引で2月限は堅調。通常取引開始を控えて79.14ドルまで上げた。その後は79.16ドルまで高値を更新しつつも上昇が一巡した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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