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ECBと英中銀のかい離でポンドは対ユーロで下落の可能性=NY為替

為替 

 きょうのポンドドルは1.20ドル台での方向感のない展開が続いている。前日は1.20ドルを瞬間的に割り込む場面もみられたものの、いまのところ水準は維持している。本日の200日線が1.2075ドル付近に来ているが、上値抵抗となっているようだ。ただ、下放れる動きまでは見せておらず、まだ、リバウンド相場をかろうじて維持しているといった印象だ。

 来年のECBは英中銀よりも金融政策を引き締める可能性があり、ポンドはユーロに対してさらに下落する余地があるとの見方が出ている。今年のポンドはG10通貨の中で3番目に悪いパフォーマンスとなっている一方、ユーロのパフォーマンスはG10の中でトップに近く、ユーロを上回っているのはドルとスイスフランだけだという。ウクライナ紛争やユーロ圏の景気への不透明感を考えると、これはなかなかの結果だとしている。

 今週の日銀のサプライズ調整を受けて、4大主要中銀の中で、これまでの日銀に代わり、来年以降は英中銀がハト派の急先鋒になるとの見方が出ている。英中銀は先週の金融政策委員会(MPC)で追加利上げの必要性を示しながらも、ECBとは対照的に慎重姿勢を強調していた。市場は現在、英中銀の利上げをあと計1.25%ポイントと予想しているが、英住宅問題や先週の政策委員会(MPC)で委員の投票が3つに分断していたことなどを考えると、英中銀に引き締め余力はあまりないと見られている。一方、ECBは市場の予想以上にタカ派姿勢を強調し、0.50%ポイントの利上げを2月と3月にも実施が見込まれている。

GBP/USD 1.2062 GBP/JPY 160.14 EUR/GBP 0.8807

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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