AMDは冴えない決算も株価は時間外で上昇=米国株個別
AMD<AMD>が引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを下方修正している。
同社のスーCEOは声明で「第3四半期の業績はPC市場の軟化とサプライチェーン全体での大幅な在庫削減により、弊社の予想を下回る結果となった」と述べている。
発表直後は時間外で売りが先行したものの、同社は10月に既に第3四半期の暫定決算を公表しており、売り一巡後は買戻しも出てプラスに転じている。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.67ドル(予想:0.65ドル)
・売上高:55.7億ドル(予想:55.8億ドル)
・粗利益率(調整後):50.0%(予想:50.0%)
・営業利益率(調整後):23.0%(予想:23.3%)
・FCF:8.42億ドル(予想:12.3億ドル)
(10-12月・第3四半期見通し)
・売上高:52~58億ドル(予想:58.5億ドル)
・粗利益率(調整後):51.0%(予想:52.4%)
(通期見通し)
・売上高:232~238億ドル(従来:260~266億ドル)(予想:238.9億ドル)
・粗利益率(調整後):52.0%(従来:54.0%)(予想:52.4%)
(NY時間16:35)時間外
AMD<AMD> 60.55(+0.89 +1.49%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。