イルミナに瞬間的に買い強まる グレイルとの合併は反トラスト法に抵触しないとの判断=米国株個別
遺伝子解析のイルミナ<ILMN>が日本時間1時前後に上下動する場面が見られた。瞬間的に205ドルまで上昇。同社は、がん新興企業のグレイルを70億ドルで買収することで合意している。しかし、それに対して米連邦取引委員会(FTC)の委員が、合併は反トラスト法に抵触し、早期がん発見検査のイノベーションを阻害するとして、FTCの行政法判事に判断を求めていた。
その判断が先ほど伝わり、行政法判事は反トラスト法には抵触しないと判断したと伝わった。
ただ、同社株は直ぐに戻り売りに押されている。今回の判断はあくまで予備的なもので、FTCの5名の委員は控訴する可能性が高いという。なお、委員は行政法判事の判断を支持するか、覆すかを投票で決める。
(NY時間13:01)
イルミナ<ILMN> 194.10(-7.54 -3.74%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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