インテュイットが決算受け時間外で5%上昇=米国株個別
税務会計ソフトのインテュイット<INTU>が引け後に5-7月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を若干上回った。ガイダンスも公表しており、予想を下回る1株利益の見通しを示したものの、株価は時間外で堅調な反応が見られている。
なお、今年10月18日に支払予定の1株0.78ドルの四半期配当について取締役会の承認を得たと発表。これは前年比15%増となる。また、新たに追加で20億ドルの自社株買いを承認し、計35億ドルの権限を付与した。
アナリストは同社の中小企業部門の強さに着目し、「いまのところ、中小企業の弱さを巡る懸念を落ち着かせるはずだ」と指摘している。見通しも投資家に自信を与える内容だという。
(5-7月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.10ドル(予想:0.98ドル)
・売上高:24.1億ドル(予想:23.4億ドル)
中小企業・自営業:18億ドル(予想:16.9億ドル)
クレジット・カルマ:4.75億ドル(予想:4.71億ドル)
消費者グループ:1.45億ドル(予想:1.43億ドル)
製品売上:2.71億ドル(予想:3.57億ドル)
サービス・その他:21.4億ドル(予想:19.4億ドル)
(8-10月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.14~1.20ドル(予想:1.86ドル)
・売上高:23~25%
(通期見通し)
・1株利益(調整後):13.59~13.89ドル(予想:13.89ドル)
・売上高:144.9~147.0億ドル(予想:145.7億ドル)
中小企業・自営業:19~20%
消費者グループ:9~10%
クレジット・カルマ:10~15%
(NY時間17:09)時間外
インテュイット<INTU> 472.50(+22.94 +5.10%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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