トーストが決算受け大幅高 売上高見通しを上方修正=米国株個別
レストラン向けプラットフォーム運営のトースト<TOST>が大幅高。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期の売上高見通しを上方修正している。
アナリストは同社を、「現時点ではグラディエーターであり、行く手を阻むすべてを打ち砕く」と表現した。「2023年にかけて、売上高とEBITDAがさらに大きく拡大すると予想。食品コストのインフレや賃金上昇といった課題があるにもかかわらず、同社はマクロ環境の逆風から十分に隔離されている。急速な成長を続けるための体制が整っており、最近の買収により、牽引力もある」とも述べた。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.11ドル(予想:-0.14ドル)
・売上高:6.75億ドル(予想:6.52億ドル)
・EBITDA(調整後):-0.33億ドル(予想:-0.54億ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:7.0~7.3億ドル(予想:6.7億ドル)
・EBITDA(調整後):-0.3~-0.4億ドル(予想:-0.43億ドル)
(通期見通し)
・売上高:26.2~26.6億ドル(従来:25.0~25.5億ドル)(予想:25.5億ドル)
・EBITDA(調整後):-1.40~-1.60億ドル(従来:-1.75~-1.95億ドル)(予想:-1.84億ドル)
(NY時間10:26)
トースト<TOST> 20.70(+2.55 +14.05%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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