アイアンソースが急伸 ユニティが同社を買収で合意=米国株個別
アプリの収益化を手掛けるアイアンソース<IS>が急伸。ゲームアプリ開発のユニティ・ソフトウェア<U>が同社を約44億ドルで買収することで合意した。全て株式交換による取引でアイアンソースの株主は1株につきユニティ株を0.1809株を受け取る。
ユニティは今回の買収で、アップル<AAPL>のiOSのプライバシー変更で苦戦している広告および収益化事業を強化する。広告および収益化事業を担当するオペレート・ソリューションズ部門は、開発者がゲーム内課金や広告収入を得るのを支援するもので、2021年の同社の売上高の約3分の2を占めている。
なお、ユニティはガイダンスも公表し、第2四半期は第1四半期の決算説明会で提示したガイダンスの範囲上限を若干上回ると予想しているものの、通期については、売上高見通しを従来の13.50億-14.25億ドルから13.00億-13.50億ドルに下方修正した。これを受けユニティ株は大幅安となっている。
(NY時間15:15)
アイアンソース<IS> 3.42(+1.19 +53.14%)
ユニティ<U> 32.93(-6.84 -17.19%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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