イランは増産可能も、核合意の修復協議の妥結は依然として見えず
S&Pグローバルによると、イラン石油相は北半球の夏場の需要が増える時期に向けて増産することが可能であるとの認識を示した。米国の制裁開始前の水準まで生産量を増やすことができるという。ただ、イラン核合意の修復協議は行き詰まっており、妥結して米国が制裁を緩和し、イランの生産量が回復する道筋は見えていない。イランはイラン革命防衛隊に対するテロ組織指定の解除を米国に要求しており、修復協議からの逸脱が停滞の長期化につながっているようだ。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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