続落も下げ幅縮小、米ISM後はドル買いに巻き戻し=NY金概況
NY金先物8月限(COMEX)(終値)
1オンス=1801.50(-5.80 -0.32%)
金8月限は続落。主要国の景気後退懸念が強まっているなかでドル高に振れたことが重しとなった。6月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)・確報値が速報値の53.4から52.8に下方修正されたことや、6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)・速報値が前年比+8.6%まで一段と伸びが加速したことから景気見通しの不透明感が強まった。ただ、6月の米ISM製造業景気指数が53.0まで低下するとドル買いが巻き戻され、金相場は安値から切り返した。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。