続落、米CPIや米ミシガン大指数を受けて見通し悪化=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=120.67(-0.84 -0.69%)
ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.97~0.84ドル安。その他の限月は1.31~0.45ドル安。
5月の米消費者物価指数(CPI)で前年比の伸びが一段と加速し、インフレ高進が止まらないことから米景気見通しが悪化した。景気見通しはともかく、インフレを抑制するために米連邦準備制度理事会(FRB)は積極的に利上げを行わざるをえない。6月の米ミシガン大学消費者信頼感指数は過去最低水準を塗り替えた。
時間外取引で7月限は売りが優勢となった後、通常取引開始を控えて122.75ドルまで上昇。その後は売りが強まり一時118.33ドルまで下落したが、下げ幅を縮小して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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