反落、上海の一部区域で都市封鎖が再開=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=121.51(-0.60 -0.49%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.69~0.60ドル安。その他の限月は0.66ドル安~0.98ドル高。
中国上海の一部の区域でコロナ対策の都市封鎖が再び始まったことが重しとなった。習近平国家主席はゼロコロナ政策と経済活動の両立を呼びかけており、世界最大の原油輸入国である中国の景気下振れリスクが引き続き意識されている。ただ、主要国で石油製品の供給が不足しているなかで供給ひっ迫懸念は根強く、利益確定の売りは限定的だった。
時間外取引で7月限はしっかりと推移する場面はあったが、プラス圏では上値が重く、通常取引序盤には120.79ドルまで下落した。ただ、通常取引開始後の動意は限定的。時間外取引の値幅を引き継ぎつつ、マイナス圏で推移した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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