ローズタウンが大幅高 台湾のフォックスコンがオハイオ州工場を取得=米国株個別
電気自動車(EV)のローズタウン<RIDE>が大幅高。台湾のフォックスコン(鴻海科技集団)がローズタウンのオハイオ州の工場を2.3億ドルで取得し、ローズタウンのピックアップトラック「エンデュランス」の生産を引き継ぐと発表した。両社は合弁会社を設立し、フォックスコンは5500万ドルを出資し、持ち株比率55%を取得。ローズタウンの従業員約400人も引き受けるとしており、台湾企業の北米におけるEV製造の拠点となる予定だという。
アップル<AAPL>のアイフォーンの主要組み立てメーカーであるフォックスコンは、自動車メーカー向けの製造を担当するビジネスモデルで、急成長する電気自動車市場での拡大を狙ってきた。市場では、フォックスコンの潜在顧客に以前から自動車事業への参入を検討しているアップルがいると思われている。
(NY時間10:18)
ローズタウン<RIDE> 1.76(+0.25 +16.23%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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