続伸、ドル高一服や原油高によるインフレ高進不安から=NY金概況
NY金先物6月限(COMEX)(終値)
 1オンス=1882.80(+7.10 +0.38%)
金6月限は続伸。時間外取引では、ドル高一服から戻り歩調を維持し、小高く推移。4月の米雇用統計の発表を控えて、上値は重いながらも1,880ドル台半ばで小じっかりと推移した。日中取引では、4月の米雇用統計で失業率が3.6%となり、前月の3.5%から0.1%上昇したことで1,890ドル台まで上げ幅を拡大した。しかしドルの下値は堅く、米長期金利が小幅に上昇したことでドルの先高感が根強いことから上げ幅を縮小した。中盤から後半は戻り売り圧力が感じられたが、1,880ドルが支持線となり、堅調に推移した。原油高からインフレ高進に対する不安も支援材料となった。
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            執筆者 : MINKABU PRESS
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