ブッキングが決算受け上昇 4月の予約がパンデミック前よりも増加傾向=米国株個別
オンライン旅行のブッキング<BKNG>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益が予想を大幅に上回ったほか、売上高も予想を上回った。総予約数は過去最高となったとしている。同社は声明で「不確実なマクロ環境にもかかわらず、第2四半期もこれまでのところ世界的な旅行トレンドの回復が続いており、活発な夏の旅行シーズンに備えている」と述べていた。
アナリストからも高評価が聞こえており、特に4月の予約がパンデミック前の2019年比で30%増、夏の予約も15%超の増加傾向を示していることは心強いと述べている。特に西欧と北米が30%増のトレンドで、ウクライナ情勢の影響はあるものの、キャンセルもほぼ2019年並みだという。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):3.90ドル(予想:0.71ドル)
・売上高:27.0億ドル(予想:25.4億ドル)
・EBITDA(調整後):3.10億ドル(予想:1.42億ドル)
・グロスブッキング:273億ドル(予想:253.9億ドル):
(NY時間10:26)
ブッキング<BKNG> 2221.05(+117.72 +5.60%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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