ダウ平均は反落 明日のＦＯＭＣの結果待ちの雰囲気が強い＝米国株序盤

NY株式3日（NY時間10:08）
ダウ平均　　　32955.09（-106.41　-0.32%）
ナスダック　　　12559.87（+23.85　+0.19%）
CME日経平均先物　26910（大証終比：+100　+0.37%）

　きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は反落。開始前までに発表になった決算が冴えない内容が多かったこともあり上値は重いものの、基本的には明日のＦＯＭＣの結果待ちの雰囲気が強い。市場は０．５０％の大幅利上げを確実視しているが、それ自体はすでに織り込み済みで、短期金融市場では６月、７月も連続で大幅利上げを見込む動きが出ている。

　ウクライナ危機と中国でのロックダウンはサプライチェーンをさらに混乱させ、インフレもさらに押し上げる恐れが出ている。そのような中で市場は、ＦＲＢの積極利上げの姿勢が確認されるか注目しているようだ。また、それを受けた株式市場の反応も確認したい意向。

　市場からは「ＦＲＢはインフレに対して遅れを取っており、事態が減速し始めなければ、もっと積極的に動く必要があるだろう」との声も聞かれた。

アップル＜AAPL＞　157.57（-0.40　-0.25%）
マイクロソフト＜MSFT＞　282.40（-2.07　-0.73%）
アマゾン＜AMZN＞　2504.82（+14.82　+0.60%）
アルファベットC＜GOOG＞　2360.00（+16.86　+0.72%）
テスラ＜TSLA＞　913.14（+10.20　+1.13%）
メタ・プラットフォームズ＜FB＞　211.06（-0.07　-0.03%）
ＡＭＤ＜AMD＞　91.66（+1.82　+2.03%）
エヌビディア＜NVDA＞　196.51（+1.18　+0.60%）
ツイッター＜TWTR＞　49.23（+0.09　+0.17%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美