ダウ平均は反発して始まる マイクロソフトが上昇=米国株序盤
NY株式27日(NY時間09:47)
ダウ平均 33561.81(+321.63 +0.94%)
ナスダック 12682.41(+191.67 +1.47%)
CME日経平均先物 26435(大証終比:+45 +0.17%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発して始まっている。上げ幅は300ドルを超えている。前日はロックダウンに伴う中国経済とFRBの積極利上げで世界的な景気後退への懸念が強まった。米株式市場もIT・ハイテク株の下げが主導する格好で、ダウ平均も800ドル超下落していた。
前日の急速な下落から、きょうは値ごろ感の買い戻しが入っている模様。中国政府がきのう、インフラ建設を強化する方針を明らかにしたことも買戻しのセンチメントを後押ししているようだ。中国政府は複数分野でのプロジェクト強化および促進を決定。空港などの輸送ハブ、エネルギーや水資源のプロジェクトなどが含まれる。
ただ、景気後退への懸念は依然として根強く、上げを維持できるか注目される。
決算ではマイクロソフト<MSFT>とビザ<V>がポジティブな反応を示している一方、アルファベット<GOOG>、テキサスインス・ツルメンツ(TI)<TXN>は冴えない反応を示している。マイクロソフトはクラウドサービスの需要が堅調に伸び、アジュールが第2四半期と同様の46%の伸びを記録した。
なお、これまでに決算を発表したS&P500企業134社のうち、80.6%が予想を上回る利益を計上。
本日は引け後にメタ<FB>の発表が予定され注目されるほか、クアルコム<QCOM>、アムジェン<AMZN>、ペイパル<PYPL>、フォード<F>が発表予定。
ビザ<V> 220.79(+19.69 +9.79%)
TI<TXN> 167.21(-1.23 -0.73%)
アップル<AAPL> 158.24(+1.44 +0.92%)
マイクロソフト<MSFT> 285.56(+15.34 +5.68%)
アマゾン<AMZN> 2826.86(+39.04 +1.40%)
アルファベットC<GOOG> 2345.65(-44.47 -1.86%)
テスラ<TSLA> 913.98(+37.56 +4.29%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 180.17(-0.78 -0.43%)
AMD<AMD> 87.54(+2.38 +2.79%)
エヌビディア<NVDA> 191.00(+3.12 +1.66%)
ツイッター<TWTR> 48.92(-0.76 -1.53%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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