ダウ平均は続伸して始まる このところの動きに修正も=米国株序盤
NY株式20日(NY時間09:53)
ダウ平均 35085.38(+174.18 +0.50%)
ナスダック 13527.64(-92.02 -0.68%)
CME日経平均先物 27285(大証終比:+105 +0.38%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸して始まっている。きょうの市場は、米国債利回りが低下しており、ドルも戻り売りが優勢となるなど、このところのFRBの積極引き締めとインフレを警戒した市場の動きに修正が出ている。そのような中で株式市場も前日に引き続き買い優勢で始まっている。
ただ、買い一巡後はIT・ハイテク株中心に戻り売りも見られ、ナスダックが下げに転じているほか、取引開始直後に347ドル高まで上昇したダウ平均も伸び悩む動き。
市場から相次いで、このところのインフレに対するパニックは行き過ぎたとの指摘が出ている。「インフレは今期がピークで、2023年に向けて着実に低下。市場も次第に落ち着き、金利は低下する可能性がある」とのコメントも出ていた。
きょうはネットフリックス<NFLX>が大幅安。前日引け後に1-3月期(第1四半期)決算を発表し、有料会員数が予想外の減少となっていた。第2四半期についても大幅な減少を見込んでおり、失望感が強まっている模様。ディズニー<DIS>やワーナーブラザース・ディスカバリー<WBD>、ロク<ROKU>も連れ安している。
一方、決算を発表したダウ採用銘柄のIBM<IBM>やP&G<PG>は上昇して始まっている。
ネットフリックス<NFLX> 231.09(-117.52 -33.71%)
ディズニー<DIS> 125.30(-6.60 -5.00%)
ロク<ROKU> 109.28(-7.50 -6.42%)
ワーナーブラザース・ディスカバリー<WBD> 23.36(-1.13 -4.61%)
IBM<IBM> 134.94(+5.79 +4.48%)
P&G<PG> 163.56(+4.15 +2.60%)
アップル<AAPL> 166.99(-0.41 -0.24%)
マイクロソフト<MSFT> 286.30(+1.00 +0.35%)
アマゾン<AMZN> 3096.61(-65.70 -2.08%)
アルファベットC<GOOG> 2599.75(-10.87 -0.42%)
テスラ<TSLA> 1008.61(-19.54 -1.90%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 207.53(-9.78 -4.50%)
AMD<AMD> 95.74(-1.19 -1.23%)
エヌビディア<NVDA> 219.02(-2.96 -1.33%)
ツイッター<TWTR> 45.47(-0.70 -1.51%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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