ツイッターが小幅高 取締役会がポインズンピルを設定=米国株個別
ツイッター<TWTR>が小幅高。筆頭株主であるテスラ<TSLA>のマスクCEOからの全株を取得し、非公開化する提案に対して、同社は防衛策を採用した。ツイッターの取締役会は株主権プランを設定した。いわゆるポインズンピル(毒薬条項)で、株主が事前の承認なしに株式の15%を取得する場合に行使可能で、期間は1年間としている。同プランでは、公開市場での株式大量取得を通じてツイッターの経営権を握るいかなる人に対しても、全株主に適切な経営権プレミアムを支払うよう求めている。
ツイッターは投資会社トーマ・ブラボーを含め、他の買い手候補も模索しているとも伝わっている一方、マスク氏はオラクル<ORCL>と手を組むかもしれないとの観測も出ている。オラクルの共同創業者エリソン氏はテスラの取締役会メンバーで、ティックトックの米資産取得に関心を示していた。
事態は非常に流動的になっている模様。
(NY時間09:59)
ツイッター<TWTR> 45.23(+0.15 +0.32%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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