VFやラルフローレンなどアパレルの一角が下落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別
VF<VFC>やラルフローレン<RL>、TJX<TJX>などのアパレルの一角が下落。アナリストが投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。目標株価はVFが58ドル、ラルフローレンが110ドル、TJXが60ドルにそれぞれ引き下げている。
アパレルセクターに対する短期的な展望には慎重であるべきと指摘。個人消費への打撃は中堅の小売業者に打撃を与える可能性が高いとしている。
TJXについては、値引きのマーケットリーダーであり、その事業モデルの強みを長期的に活用できる可能性があると考えるが、人件費と仕入れコストの上昇圧力が短期的な利益の制限すると見ている。また、ラルフローレンについては、競争が激しく断片化されているアパレルのカテゴリーで同社は事業展開をしており、過去12ー18カ月間は稼ぎ過ぎであった可能性が高いと指摘した。
(NY時間13:29)
VF<VFC> 55.36(-1.57 -2.76%)
ラルフローレン<RL> 112.06(-3.02 -2.62%)
TJX<TJX> 61.74(-0.33 -0.53%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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