アップルが反落 ただ、アナリストからは目標株価引き上げも=米国株個別
きょうの米株式市場は、米国債利回り上昇に伴うIT・ハイテク株へ売りが続く中、アップル<AAPL>も反落。ただ、きょうはアナリストからの目標株価引き上げが伝わっている。従来の175ドルから200ドルに引き上げた。
堅調な需要と強力な製品ラインのポートフォリオを理由に挙げている。2022年の売上高に対する市場の予想コンセンサスは僅か5%増となっており、その見通しは低過ぎるという。昨年からの売上げの押し出しはすでに約3%ポイントの伸びを示しており、22年の売上高の伸びは9%が見込まれるという。そのため、ウォール街の予想コンセンサスは上方修正される可能性があるとしている。
供給の制約は引き続き逆風となる可能性があるものの、アイフォーンの待機時間が僅か数日に短縮され、改善が見られているとしているという。また、インフレ環境で、消費者の質への逃避から恩恵を受ける可能性にも言及した。
(NY時間09:36)
アップル<AAPL> 171.69(-1.38 -0.80%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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