モデルナが続伸 来年初めにもオミクロン株に対応したワクチン提供の可能性に言及=米国株個別
新たにオミクロン株の感染が確認され世界中に警戒感が高まる中で、モデルナ<MRNA>が続伸。同社は来年初めにもオミクロン株に対応したワクチンを提供できる可能性に言及した。同社のチーフメディカルオフィサーのバートン氏は、「オミクロン株が現在のワクチンを掻い潜る可能性があると考えている。しかし、その場合は、改良したワクチンを来年序盤にも提供できる」との見通しを示した。
また、「既存のワクチンが防御を提供する能力については、向こう数週間以内に分かる。全く新しいワクチンを作成する必要がある場合でも、来年初めには大量供給できるようになると思う」と語った。
メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンとモデルナのプラットフォームの優れた点は、非常に迅速に行動できることだと指摘。オミクロン株のニュースが伝えられた後、モデルナでは米感謝祭の25日の早い時間に数百人のスタッフを動員したという。
(NY時間09:43)
モデルナ<MRNA> 355.87(+26.24 +7.96%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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