アジア株 まちまち、上海株は続伸
東京時間18:26現在
香港ハンセン指数 24651.58(-299.76 -1.20%)
中国上海総合指数 3589.09(+7.01 +0.20%)
台湾加権指数 17666.12(-137.42 -0.77%)
韓国総合株価指数 2997.33(-15.92 -0.53%)
豪ASX200指数 7410.57(+57.49 +0.78%)
インドSENSEX30種 58719.02(+253.13 +0.43%)
23日のアジア株は、まちまち。前日のNY時間に米政府はパウエルFRB議長の再任を決定した。発表後に米株は売りに押され、ダウ平均はほぼ上昇を解消。S&P500とナスダック指数はマイナス圏に沈んだ経緯があった。短期金融市場での米早期利上げ観測が高まり、来年後半にかけて3回の利上げを織り込んでいる。米債利回りの上昇、原油相場の下落など株式市場には逆風が吹いた。きょうのアジア市場では香港、台湾、韓国株などが下落している。一方で、上海株、豪州株、インド株などは堅調に推移している。アジア市場全体では、それほどリスク警戒感は高まっていなかった。
上海総合指数は3日続伸。酒造会社の貴州茅臺酒、鉄鋼メーカーの内蒙古包鋼鋼聯、機械メーカーの三一重工が買われる一方で、自動車メーカーの長城汽車、化学品メーカーのホシン・シリコンなどが売られた。
香港ハンセン指数は続落。ウェブ通販関連のMEITUAN、IT関連持株会社の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、アリババ・グループ・ホールディングスなどが下げを主導。一方で、長江実業集団が買われている。
豪ASX200指数は反発。鉱山運営大手のBHPグループやリオ・ティント、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループなど資源関連株が上昇を主導。CBA、ANZグループなど金融大手株も買われた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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