グーグルがEUに敗訴 競争法の罰金巡るEUとの係争で=米国株個別
EUの競争法を巡る制裁金処分にグーグルが異議申し立てをしていた問題で、EU一般裁判所はきょう、同社の主張を棄却した。欧州委員会が2017年、ショッピング検索サービスでグーグルが競合企業を妨害したとして24億ユーロの制裁金を科していた。
裁判所は、検索エンジンはインフラに当たると指摘し、自社サイト上での行動は自由だとの同社の主張を退けた。グーグルは今回の判断を精査するとの声明を発表。その上で、17年からEUの命令を完全に順守しているとも述べた。
アルファベット<GOOG>の株価は軟調に始まっているが、このニュース自体への反応は限定的と思われる。
(NY時間09:34)
アルファベット<GOOG> 2948.00(-36.97 -1.24%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。