ラスベガス・サンズ、マカオとシンガポールでのパフォーマンスに不確実性=米国株個別
ラスベガス・サンズ<LVS>が引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、1株損益の赤字が予想以上だったほか、売上高も予想を下回った。不動産EBITDAは黒字だったものの予想を大きく下回った。
今回の決算を受けてアナリストからは目標株価の引き下げが伝わっている。マカオとシンガポールでのパフォーマンスは不確実性が残っており、回復の見通しは依然見えづらいという。新しい市場とデジタルにおける成長戦略は評価がなお難しく、現段階ではより慎重なアプローチが好ましいとしている。株価は軟調に推移。
(7-9月・第3四半期)
・1株損益(調整後):-0.45ドル(予想:-0.23ドル)
・売上高:8.57億ドル(予想:11.5億ドル)
・不動産EBITDA(調整後):0.47億ドル(予想:2.32億ドル)
・設備投資1.92億ドル(予想:2.35億ドル)
(NY時間10:52)
ラスベガス・サンズ<LVS> 39.24(-0.28 -0.71%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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