続落、主要産油国の会合控えて警戒感根強い=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=61.78(-0.59 -0.95%)
石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国は日量166万バレル規模の自主減産の解消に着手しており、10月は生産枠を日量13万7000バレル引き上げることで合意しているものの、5日のオンライン会合で11月の生産枠が大幅に拡大される可能性があることが引き続き相場を圧迫した。報道によると日量50万バレル規模の拡大も検討されていることから、需給バランスの悪化懸念が根強い。米政府機関の閉鎖が始まったことによる米景気悪化リスクも圧迫要因。
時間外取引で11月限は売り買いが交錯しつつも、62.89ドルまで強含んだが上値は重く、通常取引開始を控えてマイナス圏で推移。通常取引序盤には61.40ドルまで下落した。ただ、その後は売りが一巡した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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