【北欧通貨】14日の消費者物価指数の高水準見通しがクローナ買い誘う~スウェーデンクローナ
【北欧通貨】14日の消費者物価指数の高水準見通しがクローナ買い誘う~スウェーデンクローナ
14日に9月の消費者物価指数が発表されるスウェーデン。前回は事前予想を超える大きな伸びとなり、警戒感が広がる展開に。今回はさらに大きな上昇が見込まれる状況となっている。
事前予想は前年比+2.7%。8月の+2.1%から一気の上昇見込み。7月は1.4%となっており、前回は+1.6%への上昇見込みが+2.1%まで上昇していた。またインフレターゲットの対象でもある住宅ローンなどを除いた基調インフレ率は+3.0%まで上昇する見込み。こちらは前回1.9%の予想に対して2.4%まで上昇していた。7月は1.7%。
ここにきての大きな物価上昇傾向に、予想できる範囲で現状のゼロ金利を維持すると緩和姿勢長期化を示すスウェーデン中銀がどのような対応を示すかが注目されるところに。先月隣国ノルウェーが利上げに踏み切ったことも材料として意識されるところ。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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