ゴーゴーが下落 今後の競争激化に懸念も=米国株個別
ゴーゴー<GOGO>が下落。同社は航空機内の接続システムおよびサービスを手掛ける。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を14ドルとした。現行水準よりも18%低い水準。競争激化で今後1年間のバリュエーションとフリーキャッシュフローが圧迫されることが予想されると指摘した。
競合のスマートスカイが今後6カ月以内に許可が必要ないスペクトルを使用してのサービス開始が同社の優位性を低下させるとしている。また、2022年にViaSat-3衛星がサービスを開始することで、今後数年間は衛星会社からの圧力が高まることも予想されるという。
同社は現在80%以上のシェアで市場を支配しているが、それが今後、50%程度まで低下する可能性があり、2025年の収益の伸びは現在の約20%から約5%まで減速するリスクも懸念されるとしている。
(NY時間09:43)
ゴーゴー<GOGO> 15.76(-1.39 -8.10%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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