続伸、OPECプラスは増産ペースの加速を見送り=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=77.62(+1.74 +2.29%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.74~1.75ドル高、その他の限月は0.33~1.76ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)プラスが日量40万バレルの増産合意に修正を加えなかったことが相場を押し上げた。供給不足を背景に原油高が強まっていることから増産を支持する産油国もあったが、OPECプラスは来年にかけて減産目標を解消することを目標としており、足元での増産ペースの加速は見送られた。
時間外取引で11月限は先週末の終値付近で小動き。ただ、OPECプラスの会合の結果が伝わると急伸し、通常取引序盤には78.38ドルまで上昇した。中心限月として2014年11月以来の高値を更新。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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