クリスピー・クリームは好決算も株価軟調=米国株個別
ドーナツのクリスピー・クリーム<DNUT>が前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株損益は予想外の赤字だったものの、売上高は予想を上回り、EBITDAも予想を上回った。通期については売上高が13.4億ー13.8億ドルを見込んでいるほか、EBITDAは1.78億ドルー1.85億ドルを見込んでいる。
長期目標も公表しており、中核事業の売上高は9-11%、純利益は18-22%、EBITDAは12-14%の成長を見込んでいる。また、2022年通期にはこれらの目標を上回ると強気のシナリオを見込んでいるようだ。
ネットによる直接販売と国際部門が貢献した。インフレに伴うコスト高については、さほどネガティブな要因の1つとして捉えられていないようだ。
ただ、株価は冴えない反応を示しており、13ドル台に下落して始まっている。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.06ドル(予想:0.12ドル)
・売上高:3.49億ドル(予想:3.33億ドル)
・EBITDA(調整後):5239万ドル(予想:4757万ドル)
(通期見通し)
・売上高:13.4~13.8億ドル
・EBITDA(調整後):1.78~1.85億ドル
(NY時間09:51)
クリスピー・クリーム<DNUT> 13.80(-0.24 -1.70%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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