東京株式(寄り付き)=続伸、新型コロナ懸念も米株高に追随
13日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比144円高の2万8713円と続伸。
前日の米国株市場ではNYダウが120ドルあまりの上昇で連日の過去最高値更新となったほか、ナスダック総合指数、S&P500指数も揃って最高値に買われた。ワクチン普及を背景とした景気回復期待は根強く、4~6月期の企業決算発表を先取りする買いが優勢で、この流れが東京市場にも波及している。東京市場では前日に日経平均が600円を超える上昇を示したこともあって、きょうは上値追いが期待されるなかも上げ幅は限られそうだ。2万8000円台後半は戻り売りニーズが強い価格帯であるほか、新型コロナウイルスのインド型変異株であるデルタ株の感染拡大懸念も根強く、買い一巡後は伸び悩む可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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