米36州がグーグルを提訴 重大な悪影響はほとんどないとの分析も=米国株個別
米国で36の州と首都ワシントンの司法当局が、アルファベット<GOOG>傘下のグーグルを提訴した。同社が「グーグルプレイ」を利用するアプリ開発者に対し、違法に圧力をかけていると主張。開発者がユーザーにアプリを提供する際にグーグルプレイに依存せざるを得なくなる反競争的な戦略を用いており、グーグルはアプリ内の購入に対し、最大30%という法外な手数料を徴収していると訴えた。一方、グーグル側は、州は開発者や消費者獲得でアップルと競争している事実を無視する誤りを犯していると反論している。
今回の件でアナリストからは、「州の主張の多くが理に適っているとは思われず、グーグルの事業に重大な悪影響をもたらす可能性はほとんどない」との分析も出ていた。
(NY時間13:49)
アルファベット(C)<GOOG> 2595.55(-6.00 -0.23%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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