メディウンドが上昇 科研製薬が「KMW-1」の製造販売を承認申請=米国株個別
イスラエルの医薬品メディウンド<MDMD>が上昇。日本の科研製薬<4521>が、メディウンドの熱傷焼痂除去剤「KMW-1」の製造および販売承認申請を厚生労働省に行ったと発表したことが買い手掛かり。
科研製薬のホームページによると、本剤はパイナップル茎由来のタンパク質分解酵素を有効成分とする外用剤で、熱傷部位に塗布し4時間後に除去することで、健常な組織を温存したまま、焼痂とよばれる壊死組織を選択的に簡便かつ速やかに除去することができるとしている。2016年4月にメディウンドから導入し、日本国内で開発を進めて来たとしている。
本剤は、深達性2度又は3度熱傷の患者さんを対象とした国内第3相臨床試験において良好な有効性と安全性が確認されているという。
(NY時間09:45)
メディウンド 5.93(+0.22 +3.85%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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