サウスウエスト航空が決算発表 6月末までにキャッシュ喪失止まると言及=米国株個別
サウスウエスト航空が1-3月期決算(第1四半期)を発表しており、1株損益は引き続き赤字ではあるものの、予想ほどではなかった。一方、売上高は予想範囲内。
市場が好感しているのは決算説明会での同社のコメントで、「6月末までにはキャッシュ喪失が止まることが見込まれ、ワクチン接種の加速が、米国人の旅行意欲に拍車をかけており、夏のフライトはほぼ2019年の水準まで回復している」と述べていた。第2四半期の1日平均のキャッシュ喪失は、今年初めの1300万ドルから、200万から400万ドルの範囲に縮小していることを明らかにしている。
同社のケリーCEOは声明で「パンデミックは終わっていないが、旅行需要への悪影響の深刻さという点では、最悪の時期は過ぎ去ったと確信している」と述べていた。
株価は堅調に始まっている。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-1.72ドル(予想:-1.85ドル)
・売上高:20.5億ドル(予想:20.6億ドル)
旅客収入:17.1億ドル(予想:17.5億ドル)
・有効座席マイル当り旅客収入(PRASM):7.40セント(予想:7セント)
(NY時間09:42)
サウスウエスト航空 62.55(+0.51 +0.82%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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