アジア株 まちまち、上海株は反落
東京時間18:04現在
香港ハンセン指数 28833.76(+94.04 +0.33%)
中国上海総合指数 3419.95(-33.13 -0.96%)
台湾加権指数 16249.33(-5.85 -0.04%)
韓国総合株価指数 3045.71(-8.68 -0.28%)
豪ASX200指数 6773.01(+6.20 +0.09%)
インドSENSEX30種 49974.41(-817.67 -1.61%)
15日のアジア株は、まちまち。前週末の米国株はナスダックが下落、NYダウとS&P500が最高値を更新した。週明けの米国株価指数先物は時間外取引で上昇した後に上げ幅を縮小して、ナスダック先物やS&P500先物は一時マイナスに転換した。米長期金利の上昇が米株先の重石となっており、アジア株にとっても圧迫要因となった。上昇した市場も上げ幅は小幅にとどまっている。
上海株は反落。中国の1~2月の鉱工業生産や小売売上高が市場予想を上回る良好な結果となり、一時プラス圏に転じたものの、買いが一服すると売りに押されて下げに転じた。香港株は小反発。一時1.5%超の上昇を見せたものの、上海株の下げや米株先の上げ幅縮小などを眺めて、上げ幅を大きく削った。
上海総合指数は続落。酒造会社の貴州茅臺酒、ソフトウエア会社の用友網絡科技、ワインメーカーの山西杏花村汾酒廠、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、化学繊維メーカーの恒力石化が売られた。
香港ハンセン指数は小反発。保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、銀行大手の中国建設銀行が買われる一方で、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディングが売られた。
豪ASX200指数は小幅続伸。前日終値を挟んでのもみ合いが続いた。不動産会社のグッドマン・グループ、不動産開発大手のレンド・リース・グループ、病院経営のラムゼー・ヘルスケアが買われる一方で、決済サービス会社のアフターペイ、ソフトウェア開発のブラブーラ・ソリューションズが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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