バンブルが決算受け上昇 今年後半を楽観視=米国株個別
 出会い系マッチングアプリを手掛けるバンブルが上昇。10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、売上高が予想を上回ったほか、1株損益は赤字となったものの予想ほどではなかった。ガイダンスも公表しており、第1四半期、通期とも予想を上回る売上高見通しを示している。同社は先月のIPO後の初めての決算発表となる。
 アナリストからは以下のコメントが出ている。第4四半期については、IPOに伴うコスト負担もあり、EBITDAは予想範囲内だったものの、売上高は若干良かった。ガイダンスについては、社会生活が正常に戻る兆しが見え始めている中で、同社は今年後半を楽観的にみていることが示されている。
 同アナリストは目標株価を従来の70ドルから74ドルに引き上げた。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益:-0.01ドル(予想:-0.06ドル)
・売上高:1.66億ドル(予想:1.63億ドル)
・EBITDA(調整後):4412万ドル(予想:4419万ドル)
・課金ユーザー:270万人
・1人あたり支払額:20.02ドル
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:1.63~1.65億ドル(予想:1.63億ドル)
・EBITDA(調整後):4100~4200万ドル(予想:4030万ドル)
(通期見通し)
・売上高:7.16~7.26億ドル(予想:7.16億ドル)
・EBITDA(調整後):1.73~1.78億ドル
(NY時間09:57)
バンブル 68.80(+5.89 +9.36%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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