続落、上げ一服後の利益確定の売りが続く=NY原油概況
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=64.01(-1.04 -1.60%)
ニューヨーク原油は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.04~0.94ドル安。その他の限月は0.83~0.19ドル安。
上昇が続いた反動で利益確定の売りが優勢だった。世界的な過剰在庫の減少見通しを背景とした買いが一服している。米エネルギー情報局(EIA)が発表した月報で、2021年の米原油生産見通しが上方修正されたことは重し。寒波の影響で1-3月期は下方修正されたが、4-6月期から10-12月期にかけては上方修正されている。ただ、米国の需要見通しは引き上げられており、内容的には強弱混在。
時間外取引で4月限は前日終値を挟んで推移しつつも、65.98ドルまで上昇。ただ、通常取引開始後は売りが優勢となり、63.76ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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