ディズニーが3日続伸し最高値更新 「Star(スター)」への期待も=ダウ採用銘柄
NY時間の終盤に入ってダウ平均は下げを取り戻す展開が続いており、前日付近まで上昇している。最も貢献しているのがディズニーの上げでダウ平均を40ポイント押し上げている。
ディズニーはきょうで3日続伸しており最高値を更新。ディズニーは先日の決算で「ディズニー+」の加入者が予想以上に拡大していた。パンデミックの影響でテーマパークや映画部門は依然として冴えない展開が続いているものの、メディア部門については期待感が強いようだ。
そのような中で市場では、海外の「ディズニー+」の視聴者向けに立ち上げた新動画配信プラットフォーム「Star(スター)」への期待を高めている。本日から、欧州の一部地域とカナダ、ニュージーランド、シンガポールで展開されている。「Star(スター)」は「ディズニー+」内で、ディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、マーベル、ナショナル・ジオに続く6つ目のブランドとして展開される。
ディズニーは2019年に21世紀フォックスを買収したことにより、動画配信サービス「Hulu」を取得したが、「ディズニー+」の開始後も、「Hulu」でのより大人向けコンテンツの配信を継続していた。今回の「Star(スター)」は海外での「Hulu」の代わりとなるプラットフォームと見られており、今後も配信地域を拡大して行く予定。
(NY時間14:52)
ディズニー 197.76(+6.00 +3.13%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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