エヌビディアの英ARM買収に複数から反発の声 米FTCも調査=米国株個別
エヌビディアによる英ARM買収に関連して、複数の大手IT企業から反発の声が上がっている。グーグルやマイクロソフト、クアルコムが当局に反トラスト法での介入を求めているという。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
この買収によりエヌビディアは、アップルやインテル、サムスン、アマゾン、ファーウェイなどに必要不可欠な半導体技術をライセンス供与している重要なサプライヤーをコントロールできるようになると主張している。そうなればテクノロジーへの平等なアクセスができなくなることが懸念されるとしている。これについて、米連邦取引委員会(FTC)が調査に乗り出しているという。
エヌビディアによる英ARM買収については先週、英国とEU当局も競争法に抵触しないか本格的な調査を開始と報じられていた。
エヌビディアの株価は軟調に推移している。
(NY時間13:43)
エヌビディア 600.59(-9.44 -1.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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