アジア株 総じて下落、感染再拡大を警戒
東京時間18:06現在
香港ハンセン指数 26207.29(-182.23 -0.69%)
中国上海総合指数 3367.23(-1.89 -0.06%)
台湾加権指数 14068.52(-142.53 -1.00%)
韓国総合株価指数 2756.82(-5.38 -0.19%)
豪ASX200指数 6631.34(-28.91 -0.43%)
インドSENSEX30種 46344.29(+90.83 +0.20%)
15日のアジア株は総じて下落。新型コロナウイルスの感染再拡大が続いて、欧米を中心に各国で規制を強化する動きとなっていることなどがアジア株の圧迫要因となった。香港株は続落。中国国家市場監督管理総局(SAMR)がアリババやテンセントに対して、独占禁止法違反で罰金を科すとの昨日の報道が引き続き重石となったもよう。
上海総合指数は小反落。医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、化学品メーカーの万華化学集団、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国平安保険、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が売られた。
香港ハンセン指数は続落。通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディング、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が売られた。
豪ASX200指数は反落。石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアム、石油・ガス会社のサントス、エネルギー会社のAGLエナジー、電気・ガス会社のオースネット・サービシズ、資源・鉱山会社のBHPグループ、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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