小幅続落、米原油在庫は大幅に増加も動意は高まらず=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=45.52(-0.08 -0.18%)
ニューヨーク原油の期近は小幅続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.08ドル安。その他の限月は0.10ドル安~0.07ドル高。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が大幅に増加したことが重しとなった。製油所の原油消費量は増加したが、輸入が増え輸出が減ったことが原油在庫を押し上げた。ただ、10日に米食品医薬品局(FDA)が米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンの緊急使用を許可する見通しであることが相場を支え、動意は限定的だった。
時間外取引で1月限は46.24ドルまで上昇。通常取引開始後は44.95ドルまで下落したが、一時的に売りが強まっただけで引けにかけては底堅く推移した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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