アジア株 総じて下落、新型コロナ拡大を警戒
東京時間18:02現在
香港ハンセン指数 26156.86(-12.52 -0.05%)
中国上海総合指数 3310.10(-28.58 -0.86%)
台湾加権指数 13273.33(+51.55 +0.39%)
韓国総合株価指数 2493.87(+18.25 +0.74%)
豪ASX200指数 6405.22(-13.00 -0.20%)
インドSENSEX30種 43389.26(+32.07 +0.07%)
13日のアジア株は総じて下落。新型コロナウイルスの世界的な感染再拡大が警戒されて、アジア株も軟調に推移する市場が多く見られた。米国政府は中国人民解放軍と関係が深い中国企業の株式に関して、米国の投資家が購入することを禁止すると発表したことで、香港株や上海株の重石となった。台湾株は小反発。ハイテク関連株を中心に上昇した。
上海総合指数は続落。酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、化学品メーカーの万華化学集団、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免が売られた。
香港ハンセン指数は小幅続落。通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)が買われる一方で、世界的金融グループのHSBCホールディングス、通信電話サービスの中国移動(チャイナ・モバイル)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が売られた。
豪ASX200指数は小幅続落。通信会社のテルストラ・コーポレーション、自動車販売サイト運営のカーセールス・ドットコムが買われる一方で、不動産投資信託のデクサス・プロパティ・グループ、不動産投資信託のGPTグループ、エネルギー会社のAGLエナジーが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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