続伸、米大統領選後も金融市場は従来の軌道を維持へ=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=37.66(+0.85 +2.31%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.48~1.49ドル高。その他の限月は0.57~1.45ドル高。
米大統領選が大接戦となっているなかで米株式市場が上昇したことが原油市場を押し上げた。勝者がどちらであろうとも、流動性相場のなかでリスク資産に資金流入が続くと期待されている。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が減少したことや、石油輸出国機構(OPEC)やロシアが減産強化を検討していることも支援要因。
時間外取引で12月限は37.26ドルまで軟化する場面はあったが、荒っぽい値動きのなかでも堅調さを維持した。通常取引序盤にかけては再び失速し上げ幅を削ったが、買い優勢の展開は変わらず。終盤にかけては39.25ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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