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【これからの見通し】米大統領選が近づいて、そろそろ待ちのムードに

為替 

【これからの見通し】米大統領選が近づいて、そろそろ待ちのムードに

 今週は株式市場が調整売りに押されている。原油安の動きも加わり、市場のムードはリスク回避方向に傾いている。米欧での新型コロナ感染拡大が加速しており、特に欧州では行動制限措置の再導入が経済回復に対する懸念材料になっている。市場では全面的なロックダウンへの警戒感も一部にはでてきている。

 そのなかで、為替市場ではリスク回避に対する強い反応がみられない。円買いなのかドル買いなのか、どうもはっきりとしない。各通貨とも神経質な値動きをみせているものの、先週末からと同じ大台で推移する通貨ペアが大半だ。

 米大統領選を11月3日に控えており、さらに月末の週でもあって、積極的に売買を行う雰囲気にはなりにくいようだ。

 米支援策の合意についても大統領選前の合意は困難との見方が広がっている。また、米大統領選とは関係ないが、英国とEUとの貿易交渉についても双方の平行線の図式はなかなか打破できない状況だ。もちろん、突然の合意といった可能性には引き続き注意したいところだが、市場のムードは米大統領選明けの相場動向へと関心が移ってきている感もある。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、米国関連が多め。香港貿易収支(9月)、ユーロ圏マネーサプライM3(9月)、米耐久財受注・速報値(9月)、米S&Pケースシラー住宅価格(8月)、米住宅価格指数(8月)、米コンファレンスボード消費者信頼感指数(10月)など。米耐久財受注は前月比+0.5%と予想されており、前回並みの伸びが見込まれている。

 イベント関連では、デコス・スペイン中銀総裁の講演が予定されている。米2年債入札(540億ドル)が実施される。米主要企業決算は、メルク、ファイザー、イーライリリー、AMD、マイクロソフト、キャタピラー、コーニング、ゼロックス、3M、アフラックなど目白押し。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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