ゴールドマン、豪ドルのロングを推奨=東京為替
米国の金融大手ゴールドマン・サックスは豪ドルに関し、ロングポジション(買い持ち)を推奨している。
もっとも、動向が豪ドル買いを勧める中で、先週行われたロウ豪中銀(RBA)総裁のコメントは「差し迫った緩和のシグナル」であるとゴールドマンでは認識。したがって、RBAの次回会合を前にゴールドマンの豪ドルのロング推奨は挫折する可能性があり、本日のケントRBA総裁補佐の発言やRBA議事録の公表で、豪ドル高の期待は吹き飛んだように見えるとした。
一方で、ゴールドマンでは以下のコメントを追加。年末までに新型コロナウイルスのワクチン承認は軌道に乗ると考えられ、米国の選挙で民主党のスイープ(大統領選、上院、下院での勝利)が見られる場合、その後数週間で豪ドル買いの地合いに変わる可能性があるとの見方を示した。
AUDJPY 74.36
執筆者 : MINKABU PRESS
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