小反落、新型肺炎の再流行による需要下振れを懸念=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=40.25(-0.06 -0.15%)
ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.07~0.06ドル安。その他の限月は0.31~0.09ドル安。
英国やフランスなどで新型コロナウイルスが再流行していることが需要の下振れ懸念を高めている。リビアの輸出再開や9月のイランの輸出量が急増したと伝わっていることも重し。ただ、サウジアラビアを中心とした石油輸出国機構(OPEC)は先週の会合で原油安を容認しない構えを見せており、下値は限定的だった。
時間外取引で11月限は40.64ドルまで上昇した後、通常取引開始を控えてマイナス圏に軟化。通常取引序盤には39.71ドルまで下落した。ただ、売りは続かず小幅安で引けた。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。